また会いたいと思われる人になる考え方
あなたがサラリーマン的思考の持ち主なら、
過去の匂いがする。
あなたがビジネスマン的思考の持ち主なら、
未来の匂いがする。
「君からは過去の匂いがする」
そう言われると、ドキッとしないだろうか?
確かに、社会人の中には、過去の匂いがする人と未来の匂いがする人が存在する。
小学校より、高校より、大学より、それを全部足したとしても、社会人として働く期間は長い。
同じ学校で机を並べた友人が、
別の会社に入って10年も経てば、
全く違ったイメージの人間になっていることに気づくだろう。
これは、所属する会社の業界、規模、社風などの影響もあるが、一番大きな要因は、サラリーマンかビジネスマンかの意識の差によるものだ。
サラリーマンは、毎日の仕事を無難にこなすことで
それなりに満足している。
そのため、付き合う友人の輪が非常に小さい。
新しい人間関係を築くこともない。
だから久しぶりに友人に会ったとしても、
提供できる新しい話題がほぼない。
思い出話は一生の宝物ではあるが、
話題が過去のことばかりで、古傷の舐め合い・グチのオンパレードだと、まさに、暗いままの「過去の匂い」がプンプンするおじさんになっていく。
一方、ビジネスマンは、自分の役割を明確に認識しており、毎日の仕事を積極的にこなす。
就業時間も効率よく使い、出来るだけ時間の余裕を作り出す。
必然、付き合う仲間や友人の輪が広くなる。
なので、口から出る話題も思い出話ばかりではなく、
現在から未来に渡って範囲が広く、伸びやかな「未来の匂い」がまわりに発散されるので、いつまでも若々しいオーラが保たれる。
この人と飲みたいな、久しぶりに会いたいなと思う人はどのような人物だろうか?
その人は、過去の匂いがする人だろうか?
それとも未来の匂いがする人だろうか?
「また会いたい」と思われる人になることは、
人生を豊かにするために必要な条件の一つと言えるだろう。