楽しく仕事をする考え方

仕事を楽しんでいない人に対しては、
いったい何をしているのだと問いたい。


もし自分の仕事が楽しくなかったら、

仕事をする意味などまったくないではないか。


世の中には、自分の仕事を楽しんでいる人はたくさんいる。

ただ、それはあまり目立たない。


正直に言ってしまうと、

お前は仕事中毒だ」「悲しい人間だ」などと

非難される恐れがあるので、あえて黙っているだけだ。


世の中には、自分の仕事を嫌い、

文句ばかり言うのが歓迎されるような風潮もある。


一番仕事が嫌いな人が一番偉いような空気が漂っている職場は少ない。


仕事は楽しい。


これは、本当に成果を出している人だけが知っている秘密だ。


仕事は楽しいということに気づくと、

足取りが軽くなり、ストレスが少なくなり、

全身から前向きなオーラが出てくる。


仕事は楽しい」。この言葉を自分の胸に刻みつけよう。


ちなみに、「楽しく仕事をする」のと

仕事は楽しい」というのはまったく別物だ。


楽しく仕事をする」というのは、

仲良しの同僚と午後中シャンパンを飲んで

おしゃべりばかりしているような状態だ。

盛り上がっているうちは楽しいが、

それが終わるとすぐにしぼんでしまうような楽しみでしかない。



仕事は楽しい」と知っている人というのは、


交渉を楽しみ、

採用や解雇を楽しみ、

日々直面する難問を楽しみ、

ストレスと失望を楽しみ、

見えない未来を楽しみ、

自分の真価が試されるような状況を楽しみ、

新しい成長曲線を楽しむ。


驚くほど多くの人が、仕事を引退してから一年以内に亡くなる。

仕事とは人生にとって、私たちが考える以上にずっと大切なものだ。


楽しいことしか、楽しくない


と考えるような人は、仕事本来の楽しさを味わえず、

いつも不平ばかりの人生の犠牲者にしかなれない。