魅力的な人

見た目のいい人間は、見た目に恵まれなかった人たちよりも得をする。
見た目のいい人間は、少ない努力で出世できる。
数字もそれを証明している。


しかし、そもそも見た目がいいとか、魅力的というのは具体的にどういうことなのだろう?


あなたから見て魅力的だと思う人について考えてみよう。
その人のどこが魅力的なのか、何が原因で見た目がいいのかと言われても、
よくわからないのではないだろうか。

魅力的であることを具体的に説明するのは難しい。

例えば、ハリウッドスターのウディ・アレンジュリア・ロバーツショーン・ペン
彼らはみな、いわゆる美男美女ではない。

しかし彼らには、カリスマ性があり、人を惹きつける力があり、
圧倒的な存在感をもって迫ってくる。

生命力があり、存在感があり、ドラマがあり、力があり、個性がある。


ルールの実践者であるあなたも、彼らと同じ力を身につけなければならない。

心配はいらない。

これは美男美女になるよりはずっと簡単なことだ。



魅力的な人というのは、
いつも自分が見られていることを意識している。



身だしなみに気を遣い、笑顔に磨きをかけ、いつ見てもクールで決まっている。
温かで親しみやすい人柄がにじみ出ていて、話がわかりやすい。
自分を魅力的に見せることに気を配っている。


あなたもそういう人を目指さなければいけない。

ルックスの決め手は、笑顔と目だ。


部屋を明るくするような笑顔は、強力な磁石のように人を惹きつける。
きらきらと輝き、生命力に溢れた目があるだけで、
どんな人でも美男美女に見えてくるものだ。


姿勢や体形にも気を配らなければならない。

猫背の人は、それだけでなんだか暗い雰囲気を出してしまう。
暗い雰囲気は魅力的とはいえず、見た目も良くない。

歩くときは背筋をまっすぐ伸ばすこと。
自信に満ちた足取りで歩くこと。握手も同じだ。

見た目やしぐさの全てが、前向きで、オープンで、幸せで、自信に満ちた印象を与えなければならない。


これが魅力の正体だ。