配当利回り5%以上❗️ENEOS HD
【目次】
ENEOS HDは、2010年に設立され石油精製販売事業、石油開発事業、金属事業を行う子会社及びグループ会社の経営管理とその付帯事業をしています。
子会社は、ENEOS(株)・JX石油開発・JX金属・NIPPOの4社になります。
連結従業員数は、4万695人です。
2020年3月時点株主持ち株比率です。
こちらがENEOS HDの株価になります。
コロナ暴落前の水準にまだ戻ってないです。
現在のENEOS HDのPBR(株価純資産倍率)は、0.59倍
PBR目安となるのは「1倍」になります。
PBRが1倍よりも大きいときは、株価がその企業の一株当たりの純資産額よりも高い、つまり株価は割高ということになります。
逆にPBRが1倍よりも小さければ、1株当たりの純資産額は株価よりも高く、株価は割安です。
1倍以下なので現在の株価は割安になります。
2020年4〜6月のENEOSHDの利益を前年同月比で比較した資料になります。
•売上高 -38.5%減益
•営業益 -57.3%減益
•経常益 -65.6%減益
次は、セグメント別の利益資料になります。
エネルギー事業
新型コロナの影響により石油製品等の販売数量が減少したもののタイムラグを主因として堅調に推移した国内石油製品マージンに支えられ増益!
石油・天然ガス開発事業
マイナー油田・カリーンガス田の稼働により販売数量は、増加するも資源価格の下落等により減益
金属事業
テレワーク等の急速な普及によるデータ通信需要の増加に伴い機能材料・薄膜材料の販売数量が増加した等を要因に増益しました。
ROE(自己資本利益率)とは、自己資本1を使ってどれくらい効率的に経営をしているのかを示す指標です。
ROEは5%以上が好ましく10%を越えると優良企業と言われています。
ENEOS HDの2020年ROEは、-7.47%なります!
ROA(総資産利益率)とは、自己資本と銀行からの借り入れを合わせた総資産を使ってどれくらい効率的に経営をしているのかを示す指標です。
景気敏感株なのでコロナの影響を受けで業績が悪くなりROE.ROAの数値がかなり悪くなっています。
2020年4〜6月ENEOS HDの財務状態になります。
・自己資本比率 28.8%
・有利子負債倍率 1.22%
一般的には自己資本比率が40%以上の企業は、倒産しづらいと言われています。
財務体質は、あまり良いとは言えませんね。
有利子負債倍率も年々上がっており剰余金も下がっているのが気になりますね。
ENEOS HDの配当金になります。
2020年度の配当金は、22円を維持になりました。
•配当金 22円
•配当利回り 5.38%
•配当性向 -37.7%
•株主優待 なし
2020年度の業績は、よくありませんが配当金など減配せず維持しています。
現在の配当利回りは、5.33%の高利回りです。
2021年度の業績は、プラス予想になっています更に株価もお手軽なので投資もしやすいと思います。
最後まで閲覧ありがとうございました。