コロナ後株価急上昇銘柄 ダイキン
【目次】
「空調」「化学」「フィルタ」を柱に事業を展開しています。
国や地域ごとに異なる文化・価値観から生まれるニーズに応え、多彩な製品とサービスをグローバル市場で展開しています。
空調事業
住宅やオフィスなど身近な生活空間から、工場や空港といった大空間に利用されています。
また、病院や厨房のような特殊な空間に至るまで、全世界のあらゆる風土に合ったあらゆるニーズに応えています。
ひとつの室外機で複数の室内機を運転し部屋ごとにきめ細やかな空調管理ができる「ビル用マルチエアコン」など、ニーズに応え製品をアレンジする技術力は、グローバルで成長を続ける大きな強みです。
独自の製品開発や現地企業の買収などにより、これからもラインアップをさらに拡充していきます。
欧州のベルギーに生産工場を設立した1972年を皮切りに、事業の拡大にあわせて生産拠点を展開。
空調の大市場である米国や中国をはじめ、需要が拡大するアジアではタイ、インド、マレーシア、ベトナムに工場を設立。
世界各地で最適な製品販売・タイムリーな供給を行なう生産体制を確立しています。
🇺🇸 アメリカ
北米R&Dセンターを中心とした地域独自商品の開発や、買収したグッドマン社の新工場を核とした地域最寄化生産の強化しています。
自前の販売店立ち上げをはじめとする販売網強化により、世界最大規模の空調市場である北米でのトップグループ入りをめざしています。
アジア・オセアニア
各国でインバータ機のラインアップを拡充しています。
住宅用マルチエアコンをはじめ、市場ニーズの高い製品を安定して供給できるよう生産能力の増強も図っています。
中間所得者層の拡大を背景に、主要国すべてで売上高No.1の実現をめざしています。
🇨🇳 中国
常に新しい市場を創造し、独自の製品戦略・販売戦略を展開しています。 基幹部品の内部生産の拡大や、上海R&Dセンターの機能を強めるなど、開発・生産・販売・サービスが一体となって収益拡大をめざしています。
ヨーロッパ
国際色豊かな欧州では、国別にきめ細やかな販売戦略を立て、事業を展開しています。
主力市場である南欧に加え、中東欧市場での販売店開発を加速しています。
固定費削減やコスト競争力強化といった事業構造改革も進めています。
🇯🇵 日本
販売体制の強化、首都圏での販売拡大を図るとともに、地域最寄化・密着営業を展開しています。
空調機器だけでなく、周辺領域も取り込むことで新たな顧客価値を創出し、事業の拡大をめざしています。
低温部門
生鮮食品を新鮮なまま産地から消費地へ運ぶ冷凍・冷蔵コンテナの冷凍機には、きめこまやかな温度制御が求められます。
ダイキンは、国際輸送の現場で培ったノウハウと確かな技術で、マイナス30℃からプラス30℃までの幅広い温度ニーズに対応し食品流通に貢献しています。
冷凍機に独自のCA機能を付加したことで、より長期間の輸送でも食材の鮮度を保つことを可能にしました。
赤道付近の熱帯海域、北極などの極寒の海域といった特殊で過酷な環境下でも確かな働きをするダイキンの冷凍・冷蔵コンテナは世界中で活躍しています。
化学事業
1933年、日本で初めて「フッ素化学」に取り組んで以来続くダイキンの化学事業。
パイオニアとして独自の技術でフッ素樹脂、ゴム、ガスなど1800種類以上のフッ素化合物を世界に送り出し、豊かな社会を支えてきました。
フッ素は今、省エネ・省資源にも大きく貢献しています。
フィルター事業
空気清浄機向け高機能フィルタや集塵フィルタで快適な空気づくりに貢献する、フィルタ事業。
大気汚染の抑制や、家・オフィス・工場の空気環境改善など、人をとりまく空気に対するニーズは高まるばかりです。
空調事業との融合によるあらたな市場の開拓など成長を続けています。
油機事業
1929年、日本で初めて造船メーカーやエンジンメーカーの潤滑装置を手がけて以来、世界の産業発展に貢献し続ける、油機事業。
空調で培った省エネ技術を応用し、機械の高精度化、静音性の向上、小型化をテーマに、環境に配慮した油圧ポンプや油圧ユニットなどの開発・生産を行っています。
特機事業
防衛関連製品の研究開発と製造で培った「精密加工技術」でものづくりを展開する特機事業。
航空機部品や医療機器などの高機能・高品質を要求される分野のニーズにも、最高レベルの精度で応えています。
安全や健康、快適な暮らしにつながる特別な技術が結集しています。
電子システム事業
1982年、空調製品開発の高度化のために自社開発した流体解析システムの外販から始まった、電子システム事業。
製造業ならではのニーズや困りごとをお客さまと同じ目線で理解し、独自のITソリューションで支援します。
コロナ前の株価は、16000円前後でしたが暴落して11000円まで暴落しています。
しかし現在は、20000円まで株価が上昇しています❗️
株価が上がった要因としては、こちらが考えられます。
✅2020年6月24日
ダイキン工—反発、「空気質」への意識追い風として米系証券が評価引き上げ
ゴールドマン・サックス証券では投資判断「買い」を継続で、コンビクション・リストに新規採用としている。
目標株価も16000円から19000円にまで引き上げている。
withコロナ時代に向けて高まる「空気質」への意識が追い風になると評価している様です。
製品構成や売価の改善などが業績面でも顕在化、新型コロナ禍を通じて平準化利益の目線が切り上がる稀有な銘柄と位置付けてられている。
✅ 2020年06月29日
ダイキンに強気評価、国内大手証券は目標株価2万円に引き上げ
ダイキン工業<6367>に強気評価が出ている。
SMBC日興証券は26日、同社株の投資評価「1」を継続するとともに、目標株価は1万8000円から2万円に引き上げた。
新型コロナウイルスによる販売減少の影響は大きく、特に21年3月期の欧州空調事業とアジア(中国除く)空調事業の売上高を大きく下方修正した。
しかし、欧州やアジア・オセアニアは第2波リスクがあるものの、足もとでの経済活動再開に向けた動きが強くなっている。
同証券では第1四半期(4~6月)の営業利益は334億円と予想しており、会社側の上期計画の同利益400億円に対する進捗率はかなり高いとみている。
✅2020年8月4日
ダイキン、上期経常を2.5倍上方修正、通期も増額
ダイキン工業 <6367> が8月4日大引け後(15:20)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比38.6%減の551億円に落ち込んでいます。
しかしながら、併せて4-9月期(上期)の同利益を従来予想の400億円→1000億円(前年同期は1700億円)に2.5倍上方修正し、減益率が76.5%減→41.2%減に縮小する見通しとなりました。
上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の1500億円→1700億円(前期は2690億円)に13.3%上方修正し、減益率が44.2%減→36.8%減に縮小する見通しとなっています。
直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の13.2%→9.4%に低下した。
以上の事から株価が上がっている原因だと思います!
現在のダイキンのPBR(株価純資産倍率)は、4.03倍
PBR目安となるのは「1倍」になります。
PBRが1倍よりも大きいときは、株価がその企業の一株当たりの純資産額よりも高い、つまり株価は割高ということになります。
逆にPBRが1倍よりも小さければ、1株当たりの純資産額は株価よりも高く、株価は割安です。
1倍以上なので現在の株価は割高になります。
・前年同月比売上高 -14.6%減益
・前年同月比営業益 -39.2 %減益
・前年同月比経常益 -38.6%減益
・前年同月比最終益 -47.5%減益
前年同月比では、マイナスですが3ヶ月の利益を見て頂ければわかると思いますが4月〜6月の緊急事態宣言の際でもしっかり営業利益は上がっています。
オンラインツールを活 用した営業活動の強化、生産の早期回復による製品の供給確保、固定費削減の徹底し実行計画を上回る業績を達成。
空調事業は、換気・空気質への関心の高まりを捉えた商品を拡販。
化学事業は、半導体市場の回復遅れや自動車市場の需要減速の影響を受けたが、 テレワークの普及に伴うタブレット向けや医療用防護服向けの販売が拡大した為緊急事態宣言の中でも利益を出せたのだと思います。
ROE(自己資本利益率)とは、自己資本1を使ってどれくらい効率的に経営をしているのかを示す指標です。
ROEは5%以上が好ましく10%を越えると優良企業と言われています。
ROA(総資産利益率)とは、自己資本と銀行からの借り入れを合わせた総資産を使ってどれくらい効率的に経営をしているのかを示す指標です。
2020年4〜6月ダイキンの財務状態になります。
・自己資本比率 49.3%
・有利子負債倍率 0.51%
一般的には自己資本比率が40%以上の企業は、倒産しづらいと言われています。
自己資本比率は、40%以上及び有利子負債倍率も1%以下なので財務は、安定しています。
ダイキンの配当金になります。
2020年度の配当金は、160円を維持になりました。
•配当金 160円
•配当利回り 不明
•配当性向 27.4%
•株主優待 なし
コロナ後ですごい株価が上がってますね!
株価が上がりすぎて手が出せないです💦