株主優待改悪😱 すかいらーくHD
【目次】
世界最大規模の直営レストランチェーンです。
すかいらーくグループは、現在国内および台湾に、ファミリーレストラン、ブッフェレストラン、各種施設内の飲食店、洋菓子・洋惣菜専門店等、合計約3,200店舗があります。
規模と多様性を最大限に活かした事業を展開しています。
商品開発から食材の調達、製造、物流、料理の提供まで、一気通貫して行う独自のサプライチェーンで行っている企業です。
レストラン事業は、かなり皆さんに馴染み深い店舗が多いと思います。
こちらがすかいらーくHDのレストラン事業の店舗になります。
宅配ビジネス
すかいらーくHDは、宅配ビジネスみもやっています。
現在コロナの中では、かなり需要が高まっているので今後も成長する分野だと思います。
現在、ガスト、ジョナサン、バーミヤンなど約1,000店舗でサービスを展開しています。
2018年は夢庵を中心に新たなサービス実施店舗の拡大を計画しています。
他にもすかいらーくHDは、お持ち帰りサービスもやっています。
ネットで受け取りる場所を決めその店舗にとりにいくサービスです。
こちらが現在のすかいらーくHDの株価になります。
コロナ暴落前は、2200円台でしがコロナ暴落後1350円まで下落しました。
緊急事態宣言解除後は、徐々に株価が回復していましたが再度大きく下落しています。
すかいらーくHDの株価の動きについて解説していきます。
✅すかいらーく、1-3月期(1Q)税引き前は赤字転落で着地、上期配当を無配に修正
すかいらーくホールディングス <3197> が5月21日大引け後(15:00)に決算を発表しました。
20年12月期第1四半期(1-3月)の連結税引き前損益は8.1億円の赤字(前年同期は41.7億円の黒字)に転落した。
併せて、従来の通期業績予想(連結税引き前利益は175億円)を取り下げ、未定に変更した。
同時に、従来9円を計画していた今期の上期配当を見送るとし、従来10円を計画していた下期配当を未定に変更した。
直近3ヵ月の実績である1-3月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の5.9%→0.0%に急悪化した。
✅すかいらーく—大幅反落、第1四半期大幅減益で通期計画は取り下げへ
5月22日すかいらーく<3197>は大幅反落。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は0.4億円にとどまり、前年同期比では55億円の減少となっている。
3月既存店売上高の大幅な減少によって、市場コンセンサス水準なども下回っている。
通期業績計画は取り下げられましたが、赤字転落は避けられないとの見方も強まっていました。
なお、中間期配当を無配、期末配当は未定としているが、株主優待に関しては、急な制度変更は現時点でできないとしていました。
✅ペッパーが一時S高、緊急事態宣言の全面解除で外食産業は需要回復に期待
5月26日ペッパーフードサービス<3053>が急伸しました。
一時ストップ高の629円に買われている。
政府が25日、東京都など5都道県への緊急事態宣言を解除し、約7週間ぶりに全面解除したことを受けて、外食産業には需要回復への期待が高まりました。
9月10日すかいらーくホールディングス<3197>が急落しました。10日の取引終了後、株主優待制度を変更し、株主優待カードの贈呈金額を減額すると発表しており、これが嫌気されている。
現行は100株以上を保有する株主に対し、保有株数に応じて株主優待カードを年間6000円から6万9000円分贈呈している。
20年12月末から適用する新制度では、これを4000円から3万4000円分に減額
✅100〜299株 6000円→4000円減額
✅300〜499株 20000円→10000円減額
✅500〜999株 33000円→16000円減額
✅1000株以上 69000円→34000円減額
以上の要因ですかいらーくHDの株価が大きく下落している理由です。
こちらが8月13日発表すかいらーくHDの4月〜6月業績になります。
売り上げの減少は特に東京でも客数が多い山手線県内の「オフィス街」「繁華街」「都内の観光地」が大きく打撃を受けたようです。
在宅勤務や大学受験のリモートの普及によりインバウンド減少の影響が大きい事から今回の業績になりました。
しかしコロナの影響によりデリバリーやテイクアウト売上は、順調に推移しています。
ROE(自己資本利益率)とは、自己資本1を使ってどれくらい効率的に経営をしているのかを示す指標です。
ROEは5%以上が好ましく10%を越えると優良企業と言われています。
ROA(総資産利益率)とは、自己資本と銀行からの借り入れを合わせた総資産を使ってどれくらい効率的に経営をしているのかを示す指標です。
2020年1〜6月すかいらーくHDの財務状態になります。
・自己資本比率 25.0%
・有利子負債倍率 1.37%
一般的には自己資本比率が40%以上の企業は、倒産しづらいと言われています。
自己資本比率、乗余金が年々下がっていますね💦
財務は、良いとは言えません。
コロナで飲食業界は、大きくダメージを受けています。
現在は、だいぶお客は戻ってきていますがそれでもまだ厳しい状態なので今の財務状態では安心して投資は、難しいですね。
すかいらーくHDの配当金になります。
2020年度の配当金は、38円→19円に減配されました。
•配当金 19円
•配当利回り %
•配当性向 %
•株主優待 あり
こちらがすかいらーくHDの優待内容になります。
株価の所でも記載しましたが今回優待内容が改悪されました。
株保有数が多ければメリットも大きかったですが優待改悪によりメリットがだいぶなくなりました。
優待改悪により株価もかなり下がっています。
株価が安くなっているので買いを考えてる方もいるとは思います。
しかし個人的には、様子見した方が良いと思います。
今後2回目の緊急事態宣言は、ないと思いますがコロナの長期化により売上の回復が遅くなれば優待内容・配当金の減配及び優待改悪の可能性がかなり高いと思います。
最後まで閲覧して頂きありがとうございました🙇🏻♂️